
耳鳴りとは、周りに音源がないのに、キーン、ジー、ザーといった音を感じる状態です。聞こえの低下と一緒に起こることが多く、耳の奥だけでなく脳のはたらきも関わると考えられています。
尼崎市武庫之荘の整体院ファシリテイトは、耳鼻咽喉科で検査や治療を受けたうえで、耳鳴りとの付き合い方に悩んでいる方のご相談をお受けしている神経整体の整体院です。当院の施術は、聞こえそのものを変えるものではありません。首・顎・肩の緊張や眠りの状態など、体の側を確かめる役割として、医療と併用していただいています。
耳鳴り・難聴で、こんなお悩みはありませんか
1つでも当てはまる方は、ぜひ最後までお読みください
耳鳴りが起こる仕組み
音の振動は耳の奥(内耳)まで伝わり、そこで感覚細胞によって電気の信号に変えられ、神経を通って脳へ届きます。私たちが音を聞いているのは、この流れのおかげです。
年齢などでこの感覚細胞が減ると、脳に届く信号も少なくなります。すると脳の側では、足りない音を補おうとするかのように活動が高まり、それが耳鳴りとして感じられる、という考え方が有力です。済生会の解説でも、難聴で脳への電気信号が減ると脳が興奮し、耳鳴りを自覚することがあると説明されています。
耳の奥 音の振動を電気の信号に変える感覚細胞が並んでいます。一度失われた感覚細胞を元に戻す方法は、現在のところありません。
聴神経 耳の奥でつくられた信号を、脳へ運ぶ通り道です。
脳 届いた信号から音を聞き分けます。入ってくる信号が減ると、感度を上げて補おうとする反応が起こると考えられています。
慶應義塾大学病院の解説では、耳鳴りのある方の約9割に何らかの難聴がみられるとされています。脳のはたらきを画像で調べる研究も進み、耳鳴りは脳の側で生じると考えられるようになってきました。「耳鳴りだけ」と思っていても、まず聴力検査で聞こえの状態を確かめておくことが出発点です。
耳鳴り・難聴の種類
難聴は、音がうまく伝わらない伝音難聴と、音をうまく感じとれない感音難聴に分けられます。耳鳴りも、脈に合わせて聞こえる拍動性のものと、そうでない非拍動性のものに大きく分けられます。代表的なものを挙げます。
伝音難聴 中耳炎などで、音がうまく内耳まで伝わらないタイプです。
感音難聴 内耳の感覚細胞から脳までの、音を感じとるしくみのどこかがはたらきにくくなるタイプです。突発性難聴や年齢による難聴もここに含まれます。
突発性難聴 その時何をしていたか分かるほど突然、たいていは片方の耳が聞こえにくくなる病気で、原因はわかっていません。耳鳴りやめまいを伴うことがあります。
年齢による難聴 年齢とともに耳の奥の感覚細胞が減って起こる難聴で、耳鳴りを伴うこともあります。日常で聞き取りにくい場面が増えてきたら、耳鼻咽喉科で相談する目安になります。
脈と同じリズム ドクンドクンと、脈に合わせて聞こえる耳鳴りです。血管などの病気が隠れていないかを確かめる必要があるとされています。
聞こえは正常 3か月以上続き、頭痛や難聴などを伴わず、検査でも異常が見られない耳鳴りは、無難聴性耳鳴と呼ばれます。
すぐ受診してほしいサイン
耳鳴りや聞こえの変化の中には、早めの治療が大切なものや、ほかの病気との区別が必要なものがあります。耳鳴りのつらさで眠れない日が続く、気分の落ち込みが強いときも、ひとりで抱えずに主治医に伝え、必要に応じて心療内科や精神科にも相談してください。次のような場合は、整体より先に耳鼻咽喉科などを受診してください。
片耳が急に 急に片方の耳が聞こえにくくなった、耳がつまった感じが急に出て続いている(両耳のこともあります)。突発性難聴は、1週間以内に治療を始めることが大切とされています。様子をみずに、できるだけ早く耳鼻咽喉科へ。
脈と同じリズム 脈に合わせてドクンドクンと聞こえる耳鳴りがある。耳鼻咽喉科で、血管などの病気がないか確かめてもらいましょう。
片側だけ続く 片方の耳だけに、耳鳴りや聞こえにくさが続いている。耳鼻咽喉科で検査を受け、必要に応じてMRIなどでほかの病気と区別してもらいます。
めまいを伴う 耳鳴りや聞こえにくさと一緒に、めまいが出てきた。早めに耳鼻咽喉科へ。
すぐ救急車 ろれつが回らない、顔の半分が動きにくい・しびれる、片方の腕や足に力が入らない、突然の激しい頭痛がある。こうした症状が急に出たときは、迷わず救急車を呼んでください。
急な強い症状や、迷うときは救急車(119番)を。判断に迷うときは救急安心センターひょうご(#7119。尼崎市内の固定電話からは078-331-7119)に相談できます。
耳鼻咽喉科での治療
耳鳴り・難聴の治療の中心は耳鼻咽喉科です。聴力検査などで聞こえの状態を調べ、原因となる病気があればその治療を行います。あわせて、耳鳴りによる苦痛やわずらわしさを軽くするための対処が組み合わされます。
聴力検査 聞こえの状態を調べる基本の検査です。耳鳴りだけが気になる場合も、まず受けておきたい検査です。
突発性難聴 副腎皮質ステロイドの点滴や飲み薬による治療が基本です。
補聴器 聞こえを補う器具で、耳鳴りへの音響療法にも使われます。済生会の解説では、補聴器を3か月ほど使い続け、聞こえに脳を慣らしていく聴覚リハビリが紹介されています。
音響療法 静かすぎる環境を避け、長く聞いていても疲れない音で、身のまわりの音の環境をつくる方法です。
耳鳴り再訓練療法 TRTと呼ばれ、耳鳴りの仕組みを知るための説明(教育的カウンセリング)と音響療法を組み合わせた方法です。
薬 現時点で、耳鳴りそのものを消す薬はありません。ビタミン剤や漢方薬が使われるほか、不安や気分の落ち込みが強いときには抗不安薬や抗うつ薬が用いられることがあります。
どの方法を選ぶかは、主治医と話し合って決めていきます。耳鼻咽喉科での治療を中断するよう、当院からお伝えすることはありません。
当院でできること
当院の施術は、医療機関での診断や治療の代わりになるものではありません。また、耳鳴りや聞こえそのものを変える施術でもありません。当院が確かめるのは、首・顎・肩の緊張や食いしばり、眠る前の体のこわばりといった、体の状態です。
顎の関節は耳のすぐ前にあり、噛む筋肉や首・肩の筋肉と一緒に動いています。当院では、こうした耳のまわりの体の状態を、次の流れで確かめていきます。
初回に伺う いつから、どちらの耳に、どんな音がするか。耳鼻咽喉科で受けた検査と医師から伝えられた診断名、使っている補聴器や薬を伺います。耳鳴りが気になりやすい時間帯や場面もお聞きします。
姿勢と動き 座っているときの頭の位置や、首を回す・傾けるときの動き、口を開け閉めするときの顎の動きを拝見します。
やわらかい刺激 首の付け根、顎のまわり、肩から背中にかけての緊張に対して、やわらかい刺激で施術します。施術中も、神経の伝わり方を手と動きで確かめながら進めます。
眠りと緊張 寝つきや夜中に目が覚める回数、日中に緊張が続いているかなど、自律神経(意識しなくても体を調整している神経)に関わる生活の様子も伺います。
毎回の記録 毎回同じ手順で、首や顎の動く範囲、肩の高さ、口の開き具合などを記録し、変化を一緒に見ていきます。
ご自宅での目安 食いしばりに気づくための目安や、画面を見るときの姿勢、眠る前の過ごし方の目安をお伝えします。
変化の出方には個人差があります。聞こえが急に変わったときは、当院の予約よりも耳鼻咽喉科の受診を優先してください。顎の痛みや口の開けにくさがある方は、顎関節症のページもご覧ください。
ご自宅でできる工夫
静かすぎる部屋 耳鼻咽喉科では、静かすぎる環境を避ける工夫がすすめられています。寝室では、小さな音量の音楽や自然の音など、長く聞いても疲れない音を流しておく方法があります。
歯を離す 日中、上下の歯が触れていたら、そっと離して顎の力を抜きます。台所に立つとき、パソコンに向かうときなど、場面を決めて確かめると気づきやすくなります。
肩の力を抜く 肩が上がっていると気づいたら、いったん肩をすくめてから、すとんと下ろします。
眠る前 寝る直前までスマートフォンを見続けず、照明を落として体を休める時間をつくります。
気づいたらメモ 耳鳴りが気になった時間や場面、その日の体調をメモしておくと、受診のときに医師へ伝えやすくなります。
会話の工夫 聞き取りにくいときは、相手に少しゆっくり話してもらう、静かな場所を選んで話すなど、家族や周りの人の協力を得ることも大切な工夫です。
補聴器の使い方や音響療法の進め方は、主治医や補聴器の担当者の指示を優先してください。
施術は、院長の北村隆行がすべて担当します。経歴は院長プロフィールをご覧ください。
よくあるご質問
関連するページ
参考にした資料
※医学的な説明は上記の資料にもとづいています。当院の施術の結果を示すものではありません。
初めての方へ
初めての方は、症状にかかわらず初回3,980円(税込)です。2回目以降の料金や回数券は、料金・施術の流れをご覧ください。ご予約は、LINE・お電話(070-8412-1136)・ネット予約で承っています。


アクセス情報
当院の目の前にはコインパーキングもあります!
自転車、バイクでの来院も可能!


