院長挨拶
整体院ファシリテイト 代表
北村 隆行
【出身】高知県
【趣味】技術探求、運動(ランニング)、サッカー観戦
【特徴】基本メガネ時々コンタクト、寡黙、伝わりにくいが常に本気、話を聞くのが得意
【略歴】土佐リハビリテーションカレッジ(理学療法学科:以下PT)卒業(2004年)
高知県:芸西病院→みぞぶち整形外科クリニック
大阪府:医療法人継風会 南谷クリニック
兵庫県:医療法人社団 土肥整形外科クリニック
→整体院ファシリテイト開業
(リハビリテーション科科長、勉強会講師、精神科、スポーツリハ、デイサービス、訪問リハビリなど18年間の幅広い臨床経験があります)
神経整体講師としても活動中。
【参加した勉強会】
- SPINAL INSTABILITY(UNIVERSITY OF ST.AUGUSTINE)
- Assessment of Muscle Imbalance Series Part 1(MANUAL THERAPY TOKYO)
- The Janda Approach to Musculoskeletal Pain Syndrome (MANUAL THERAPY TOKYO)
- DYNAMIC NEUROMUSCULAR STABILIZATION(REHABILITATION PRAGUE SCHOOL)
- Mobilization and Stabilization:Clinical application,Basic course
- SHOULDER IMPINGEMENT INSTABILITY etc
理学療法士(PT)を目指したキッカケ
小学生の頃から身体を動かすことが好きでした。
ソフトボールや陸上競技、水泳、他バレーボール、バスケットボール、サッカー、フットサルなどいろいろなスポーツを経験してきました。
あまりにも好きすぎて、一生運動して生きていきたい!
と考えていましたが、どれも大したレベルでは無かったので…
そんな時に、同級生から「理学療法士」という仕事を教えてもらいました。
でも自分を含め親戚も誰も知らない未知の仕事。
調べてみると、人間の身体の事やケアの方法を知ることができて、スポーツする人をサポートという道もあることを知り、地元の理学療法士養成校を受験しました。
尊敬できる上司との出会い
理学療法士になるための勉強をしていく中で、本来の希望だったスポーツ分野に関る理学療法士はほんの一部であることを知り、スポーツに関りたいという気持ちは持ちつつ、卒業後は精神疾患病棟のある慢性期病院に入職しました。
そこは、実習生が恐れ、実習生の更生施設と呼ばれる病院。
そこでは、厳しく優しい勉強熱心な上司や同僚に恵まれて、非常に多くの事を学ぶことができました。
当時の上司の言葉で
「患者の Goal は、(担当)PTの限界」
という言葉が今でも強く印象に残っています。
リハビリを開始する際、患者さんがどの程度の機能回復が見込まれるかを評価しGoal を決めます。『患者さんがどの程度回復するかどうかは、担当PTの能力次第』だということです。
その上司は、どのスタッフよりも勉強し、技術も非常にハイレベルでした。病院では、患者さんは自分の担当 PTを選ぶことはできません。私にとって
「他のPTが担当すればもっとよくなっていたかもしれないのに、自分が担当したせいで、患者さんの未来を壊してはいけない」
この思いが、 PT 人生の モチベーションになっています。
その後、この尊敬する上司に誘われ、整形外科のクリニックに転職しました。そこでは、頸椎・腰 椎疾患、変形性関節症、骨折などの非常に多くの患者さんを担当させていただきました。
勉強会のスタッフとしても活動させていただき、ここでも非常に多くの貴重な体験をさせていただきました。
ここを退職後、環境を関西に移し、もともと興味のあったスポーツ整形や訪問リハビリなどの経験を経て、現在に至ります。
私の想い
PTはDrの指示の下でしか働けず、開業権はありません。
だからPTは開業すると「整体師」となります。
18年間病院やクリニックで働き、いろいろな葛藤がありました。
勉強・技術が大好きでいろいろな手技を勉強してきましたが、
病院等のしばり…
暗黙の了解…
他のPTと変わったことはしてはいけない…
勉強するより業務優先…
勉強にお金と休みを費やしても評価されず…
自己満足…
原因が違う所にあってもDrの指示のある部位しか触れられず…
問題ない患者さんも病院の経営の為に通院を勧めないといけない…
病院は依存患者の生産工場…
などの多くの葛藤がありました。
また、多くの患者さんと関わっていく中で、ほとんどの人は自分より自分以外を優先し、迷惑をかけたくないと、自分の身体に対して意識を向けなくなっています。しかし、他人のことを優先し続けるとどうなるでしょうか?
自分を無視して身体を酷使しした結果…どうなるか?
だいたい予想は尽きますよね。
結果、大切な人達に迷惑をかけることになります。
日本人は、他人への思いやりが強い民族ですが、人に思いやりを持って優しくするために必要なのは、「自分が健康でいること」です。
日本の平均寿命はどんどん延びていきます。
長く生きるなら、人生は「健康」な方がいいですよね!?
これに早く気付いた方は「予防」
気づくのが遅かった方も「本来の自分を取り戻す」
そのために「適切な施術」
を心掛け、全力でお手伝いします!
ファシリテイトの由来
ファシリテイト(facilitate)には、(物・事が仕事などを)①容易にする ②楽にする ③促進する という意味があります。
痛みなどの症状から解放された患者さんが、やりたい事を達成するのを容易にしたり、普通の日常を楽に過ごせるように!との思いから、ファシリテイトという院名に決めました。
整体院ファシリテイトは、痛みやいろいろな症状で悩んでいる人達に、何かを変える『キッカケ』を与え、これからの行動に変化を与え人生をポジティブに生きて行けるように!
施術を通して応援していきたいと考えています。
私が神経整体をおすすめする理由
ある患者さんがいました。
上腕骨骨折のopeで橈骨神経を損傷し、腕の筋肉がほとんど働いていない状態でした。
手は挙がらず
肘は曲げられるが
手の指はわずかに動く程度
ほぼ弛緩状態(緊張がない、ダラーンとした状態)でした。
私は正直「よくなるのか?」と感じながらも、私ができる限りの運動療法を実施しました。その方はまだ若く、仕事にも早く復帰したいと熱心に通ってくれました。何度何度も、何をやっても変化のない状態が続き、強い申し訳なさを感じながら何か月かが経ちました。
そんな中、習い始めた『神経整体』を取り入れてみたんです。
すると、数回で指の動きが良くなりました。
指→肘→肩と、どんどん改善していきました。
2~3ヶ月程度でしょうか
車の運転ができるようになり
パソコンも打てるようになって
腕の疲れやすさはあるものの
仕事に完全復帰できました。
この経験で、自分のこれまでの臨床が変わりました。
「こんなことやってて意味あるのかな?」
「でも、リハビリでこれ以上よくできることないもんな。」というリハビリの限界を感じることがなくなりました。
『神経整体』は、どんな状態でも、どんな症状でも、どの施術よりも短期間で改善できる可能性があります。
これが、私が『神経整体をお勧めする理由』です。
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