
めまいとは、耳の奥のセンサーや目、首・手足の筋肉や関節から届く情報を脳がまとめきれず、周りや自分が回る、揺れる、ふわふわすると感じる状態です。ひと口にめまいといっても、原因となる病気や続き方はさまざまです。
尼崎市武庫之荘の整体院ファシリテイトは、耳鼻咽喉科などで検査や治療を受けたうえで、日常のふらつきが気になっている方のご相談をお受けしている神経整体の整体院です。めまいの診断と治療は医療機関が中心です。当院はその併用として、首や目の使い方、立ち上がり方といった体の状態を確かめる役割を担います。神経整体では、神経の伝わり方を手と動きで確かめながら、やわらかい刺激で体をみていきます。
めまい・ふらつきで、こんなお悩みはありませんか
1つでも当てはまる方は、ぜひ最後までお読みください
めまいが起こる仕組み
私たちがまっすぐ立ち、歩き、振り向けるのは、脳がいくつもの感覚を同時に照らし合わせているからです。日本めまい平衡医学会は、耳の奥・目・首や手足からの情報が小脳や脳幹で分析され、それらの食い違いが「めまい」として自覚されると説明しています。
耳の奥 三半規管と耳石器(じせきき)という、頭の動きや傾きを感じとる器官があります。
目 見えている景色の動きから、自分が動いているのか、周りが動いているのかを判断する手がかりになります。
首と手足 首や手足の筋肉・関節は、頭と胴体の向きや、足元の状態を脳に伝えています。
脳 小脳や脳幹がこれらの情報をまとめ、体のバランスを保ちます。
どれか一つの情報がずれたり、脳での調整が追いつかなかったりすると、回る・揺れる・ふわふわするといった感覚が生まれます。日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会によると、めまいの6割以上は耳の奥に原因があるとされています。
めまいの感じ方には、周りがぐるぐる回る回転性のものと、ふわふわと揺れる浮動性のものなどがあり、医療機関で原因を見分ける手がかりの一つになります。
代表的なめまいの病気
めまいの病気は一つではありません。医療機関では、起こり方や続く時間、聞こえの症状があるかどうかを手がかりに見極めていきます。
頭位めまい症 良性発作性頭位めまい症は、めまいの病気の中で最も多いものです。耳の奥にある耳石(じせき)という小さな結晶が三半規管に入り込み、寝返りや起き上がり、上を向くなど頭の位置を変えるたびに、ぐるぐる回るめまいが起こります。
前庭神経炎 突然の激しいめまいで始まり、ウイルス感染が関わると考えられています。聞こえは悪くなりません。激しいめまいは数日でおさまり、その後しばらく、体を動かしたときのふらつきが続きます。
メニエール病 めまいと一緒に、聞こえにくさ、耳鳴り、耳がつまった感じが起こり、それをくり返す内耳の病気です。めまい全体の10〜20%を占めるとされ、ストレスや過労、睡眠不足が発作のきっかけになると考えられています。
長引くふらつき 持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)は、回るめまいではなく、ふわふわ・ぐらぐらする感じが3か月以上、ほぼ毎日続くものです。立っているときや歩くとき、体を動かしたとき、行き交う車や細かい模様、パソコンやスマートフォンの画面を見たときに強まります。
PPPDは、前庭神経炎などの急なめまいの病気のあとに続いて起こることが多いとされます。ほかの耳の病気が重なっていなければ平衡機能の検査で異常は出ないとされ、「異常なし」と言われたのにつらさが続く、という状況になりやすいめまいです。
先に受診してほしいサイン
首や肩のこりがあると、めまいも首のせいではないかと考えがちです。けれども、めまいの原因をご自身で見分けることはできません。下のいずれかに当てはまるときは、整体より先に医療機関で確かめてもらいましょう。
すぐ救急車 ろれつが回らない、顔の片側や片方の手足がしびれる・力が入らない、突然周りが二重に見える、物が飲み込みにくい、支えなしでは立てないほど急にふらつく、突然の激しい頭痛がある、意識がはっきりしない。脳卒中などのサインのことがあるため、迷わず救急車を呼んでください。めまいと一緒に胸の痛みや急な息苦しさがあるときも、救急車を。
耳鼻咽喉科へ 聞こえにくさ、耳鳴り、耳のつまった感じを伴うめまい。くり返すめまい。めまいの多くは耳の奥が関わるため、受診先の基本は耳鼻咽喉科です。
脳神経内科へ 急ではなくても、頭痛が続く、歩くと足がもつれるなど、脳の病気が心配な症状を伴うときは、脳神経内科や脳神経外科へ。立ち上がったときに目の前が暗くなる、動悸を伴うといっためまいは、血圧や心臓の病気のこともあるため、内科で相談してください。
長引くとき ふらつきが3か月以上続いているときは、PPPDなどの慢性のめまいも考えられます。めまいの診療に詳しい耳鼻咽喉科医に相談してみてください。
急な強い症状や、迷うときは救急車(119番)を。判断に迷うときは救急安心センターひょうご(#7119。尼崎市内の固定電話からは078-331-7119)に相談できます。
医療機関での治療
めまいの治療の中心は医療機関です。病気の種類によって進め方が大きく異なるため、まず検査で見極めることが出発点になります。
頭位めまい症 頭を決まった順にゆっくり動かし、耳石を元の場所へ戻す方法(エプリー法など)が行われます。数分でできる方法です。めまいがこわいからと頭を動かさずにいるより、医師の指示のもとで頭を動かすほうがよいとされています。
前庭神経炎 激しいめまいがおさまったあとに残るふらつきには、平衡訓練(バランスの訓練)が勧められることがあります。
長引くふらつき 薬(SSRIという、脳の神経の情報のやりとりに働く薬など)、前庭リハビリテーション(医療機関で行うめまいの体操)、認知行動療法(考え方や行動のくせを見直していく心理療法)が用いられ、その有用性が報告されています。
薬や体操の進め方は、主治医と相談して決めるものです。当院から、医療機関での治療をやめるよう促すことはありません。
当院でできること
当院の施術は、医療機関での診断や治療の代わりになるものではありません。そのうえで、めまいやふらつきのある方の体の状態を、次の流れで確かめていきます。首や目からの情報も、脳がバランスをとる材料の一つです。そのため首の後ろや目を動かすときの体の様子も確かめますが、めまいの原因を当院で見分けることはできず、めまいそのものを止める施術でもありません。
初回に伺う いつから、どんな場面で起きるか。受診した診療科と医師から伝えられた診断名、服用中の薬、医療機関で勧められている体操の有無を伺います。
姿勢と動き 椅子からの立ち上がり方、歩き方、振り向き方、上を向くときの首の動きを拝見します。
目の動き 視線を左右に動かすときや振り向くときに、首や肩にどのくらい力が入るかを、めまいが出ない範囲で拝見します。
やわらかい刺激 首の後ろから肩、背中にかけての緊張を、神経の伝わり方を手と動きで確かめながら、やわらかい刺激で施術します。首を急にひねる、ボキッと鳴らすといった操作は行いません。
毎回の記録 毎回同じ手順で、立ち上がり方や歩き方、首の動く範囲などを記録し、変化を一緒に見ていきます。
ご自宅での目安 日常で負担の少ない起き上がり方や振り向き方、画面を見るときの姿勢の目安をお伝えします。
医療機関で前庭リハビリテーション(めまいの体操)を指導されている方は、そちらを優先してください。当院では、めまいの体操の指導や目の動きの検査は行いません。その妨げにならないよう、内容を伺ったうえで進めます。変化の出方には個人差があります。施術の途中でふらつきが強まったときや、新しい症状に気づいたときは、遠慮なくお知らせください。
暮らしの中での工夫
起き上がり 朝や夜中に起き上がるときは、いったん横向きになり、手をついてゆっくり体を起こします。座ったまま一呼吸おいてから立ち上がりましょう。
振り向き 呼ばれて振り向くときは、首だけをひねらず、体ごと向きを変えるようにします。
画面の見方 スマートフォンは目の高さに近づけて持ち、長く見続けないよう時間を区切ります。細かい模様や流れる映像で揺れを感じたときは、画面から目を離し、遠くを見て一息つきましょう。
転ばない備え 夜中のトイレに備えて足元灯をつける、よく通る場所に物を置かないなど、家の中を整えておきます。
外出のとき 人混みや車の多い場所で揺れを感じやすい方は、混み合う時間帯を避ける、手すりや壁のある側を歩くなど、無理のない範囲で外出を続ける工夫をしましょう。
休む時間 家事や介護で忙しい時期ほど、睡眠と休息の時間を先に確保しておきましょう。
主治医から体の動かし方や体操の指示がある場合は、そちらを優先してください。めまいが強いときは無理に動かず、安全な場所で休みましょう。
施術は、院長の北村隆行がすべて担当します。経歴は院長プロフィールをご覧ください。
よくあるご質問
関連するページ
参考にした資料
・新潟市医師会 堀井新「新しい機能性めまい疾患『持続性知覚性姿勢誘発めまい』について」
・堀井新「慢性めまい(PPPDおよび加齢性前庭障害)の診断と治療」日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126巻11号(2023)
※医学的な説明は上記の資料にもとづいています。当院の施術の結果を示すものではありません。
初めての方へ
初めての方は、症状にかかわらず初回3,980円(税込)です。2回目以降の料金や回数券は、料金・施術の流れをご覧ください。ご予約は、LINE・お電話(070-8412-1136)・ネット予約で承っています。


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