🔹【国際疼痛学会による定義(2020年改訂)】
「痛みとは、実際の、あるいは潜在的な組織損傷に関連した、あるいはそのような損傷に似た感覚的・情動的体験である」
(Pain is an unpleasant sensory and emotional experience associated with, or resembling that associated with, actual or potential tissue damage.)
🔸 補足説明(IASPによる6項目の注釈):
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痛みは常に個人的な体験であり、生物学的・心理的・社会的要因に影響を受ける。
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痛みの経験は、人によって異なる表現をとる。痛みがあると報告されたら、その言葉を尊重すべきである。
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痛みと侵害受容(nociception)は同じではない。侵害受容とは痛み刺激の神経反応であり、痛みはそれを主観的に知覚した状態。
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個人の人生経験が痛みの意味を構築する(文化・経験・教育など)。
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言語化ができなくても、痛みの経験はあり得る(例:乳幼児、認知症、高度障害のある人など)。
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痛みへの学問的アプローチには多面的視点(multidimensional approach)が必要であり、身体だけでなく心理・社会も評価対象。
🔹【臨床で重要な痛みの分類】
◆ 急性痛(acute pain)
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明確な組織損傷に基づく痛み。
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生体防御としての役割があり、治癒とともに軽快。
◆ 慢性痛(chronic pain)
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通常、3ヶ月以上続く痛み。
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組織損傷の有無にかかわらず、**中枢神経の過敏化(中枢性感作)**が関与。
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精神的・社会的背景を伴うことが多い。
🔹【現代の痛みの理解で重要なキーワード】
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キーワード |
概要 |
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侵害受容性疼痛 |
怪我や炎症による、痛み受容器からの信号に基づく痛み |
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神経障害性疼痛 |
神経自体の損傷や障害による痛み(例:坐骨神経痛、帯状疱疹後神経痛) |
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中枢性疼痛 |
脳・脊髄の異常興奮による痛み。慢性痛の中心的原因 |
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痛覚過敏(アロディニア) |
通常痛みとならない刺激でも痛みとして感じる状態 |
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痛みの脳地図(pain matrix) |
脳内で痛みを処理する領域群。情動・記憶・注意なども関与 |
🔹【臨床応用:整体や理学療法での重要性】
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痛みは単なる組織の異常ではなく、「脳と神経系の過剰反応」であるケースが多い。
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神経可塑性(Neuroplasticity)により、「痛みの記憶」が脳に残存することも。
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そのため、「関節を動かす」「筋肉をほぐす」だけでは改善しない痛みが存在する。
神経系の調整や「脳の安心感=安全性の再獲得」が根本的な痛み改善につながる。
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